心電図が苦手な医師におすすめ!『3秒で心電図を読む本』感想・レビュー

循環器・心電図
こんな人におすすめ!
  • 救急外来で自信を持って心電図を読みたい研修医
  • ルールもなく、なんとなくで心電図を読んでいる医師
  • 心電図を勉強したけど、実際にどうやって読んでいるのか知りたい医学生

本書のおすすめポイント

  • 3ステップで心電図が読めるようになる!
  • 見逃してはいけない心電図異常を確実に拾えるようになる!
  • 1~2時間で通読できる!

本書を読んだ感想・レビュー

救急外来で胸痛の患者さんが来たら、まず検査するのが心電図だと思います。

速さが求められる救急外来において、心電図をちゃんと読めていますか?

私は研修医の頃、自信がなく本書を読みました。

古典的な心電図の読み方として、

①リズム ②電気軸 ③P波 ④PQ時間 ⑤QRS波 、、、

という王道の順序があります。

しかし本書では、3ステップで読む! というのです。

(しかも症状のない定期健診などは、2ステップで良い!)

下がその3ステップです。

  1. 第Ⅱ誘導を左から右に
  2. QRS波を上から下に
  3. ST部分・T波を上から下に

詳しくは、ぜひ本書を読んでいただきたいのですが、
私はこれを実践するようになってから、自信を持って心電図を読めるようになりましたし、読むスピードも速くなりました(3秒は言い過ぎかもしれませんが、笑)。

巻末に練習問題があって復習できるのもおススメです!

この本を読んでから、私は心電図にすこし自信がもてるようになりました。

薄い本で1時間で通読できてしまう人もいると思います。

ぜひ読んでみてください。

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